ミレー『晩鐘』 オルセー美術館展

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    こんにちは!

    朝、2階のベランダから外へ出てみると、庭の大きなキンモクセイの木は、オレンジ色の花が満開で良い香りが広がっていました。
    今日で9月もおしまい。
    いよいよ本格的な秋になっていくのでしょうね。
    楽しみでもあり、少々、寂しくもあり、です。

    さて、もうオルセー美術館展もあと20日となりました。
    今日は、これも日本でも一番有名な絵画の一つ、
    ミレー『晩鐘』をご紹介します。


    晩鐘:ミレー(1814−1875)
     【解説】

    1857年アメリカの画家アップルトンの注文を受けて制作にとりかかります。
    この森に接したシャイィの田園を描いたものらしいが、彼は手紙に「かって畑で仕事をした時、
    祖母は教会の鐘が聞こえると必ず仕事をやめさせ、帽子をとって敬虔な祈りを
    唱えさせたものだ。それを思い出して描いた絵だ。」と書いています。
    荘厳な静けさの中にミレーが心の奥にもつ深い信仰心が表れています。


     1857−1859年制作  油彩  55.5×66cm     所蔵:オルセー美術館/フランス

    ミレーと言えば、この『晩鐘』と同じオルセー所蔵の『落穂拾い』が有名ですね。
    ミレーは1849年にバルビゾンの村に移ってからはもっぱら農民の絵を描くようになりました。
    同じ頃に描かれた絵ですが、
    『落穂拾い』が横が111cmもある大きな絵に対して、
    『晩鐘』は、55.5×66cmの、正方形に近く見える、こじんまりした絵です。
    この絵の前に立つと、厳粛な気持ちになり、信者でなくとも、思わず手を合わせて祈りたくなるような、
    心静まる絵です。
    日々への感謝、自然の恵み、収穫の感謝をしなければ、と思い起こさせる、思い出させる絵だと思います。
    ぜひ、原画を一度見に行っていただきたいと思います。

    オルセー美術館展は、
    国立新美術館(六本木)で、
    10/20(月)までです。

    ではまた(^.^)
    junjun








     

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